「ドジャース以外ノーチャンス」と言いながら…それでもMLB29球団が佐々木朗希を諦めない裏側
■山本由伸とワンセット
ア・リーグの別のスカウトはこう言う。
「オフにドジャース入りした山本由伸と、佐々木朗希は2人でワンセットになっているというのです。内容は定かじゃありませんけど、つまり山本がドジャースに入った時点で、佐々木も後を追うということ。佐々木のバックにいる大手広告代理店は、山本のマネジメントもしていますから」
日本のプロ球団がメジャー球団と結んでいる業務提携を解消せざるを得なくなったのは、他の29球団がドジャースの佐々木に対するタンパリングを疑ったことがきっかけといわれる。
加えて、山本に続いて佐々木もドジャースに行くであろう裏側に日本人の存在があること、さらに2人はセットになっていること……。少しずつではあるものの、ドジャースの“陰謀”が表面化しつつあるようなのだ。
■もしタンパリングでクロになれば…
「我々がまだ、佐々木を諦めていないのは、万が一というケースがあるからです。現時点でドジャースのタンパリング疑惑は、あくまでも疑惑であって決定的な証拠はありません。けれども、徐々にドジャースの怪しい動きが露見しつつあるのは事実。これでドジャースがクロとみなされるような事態になったら、我々にもチャンスは出てくるわけですから。『佐々木のことは最後の最後まで絶対に諦めない』と断言する他球団の同僚もいます」(前出の別のスカウト)