大谷絶好調で「1番固定」いよいよ現実味…“適正アリ”でチームにメリットてんこ盛り
出塁率(.402)はベッツ(.405)にわずかに及ばないもののリーグ3位。盗塁(16)はチームトップだ。ボールを見極めるようになった大谷は1番打者としての適性があるうえ、チームにとってもメリットが大きい。
本来は1番からベッツ、大谷、フリーマン(34)、スミス(29)で右打ち、左打ち、左打ち、右打ちの並びだが、大谷とベッツの打順を入れ替えることによって、左、右、左、右のジグザグ打線が組める。
大谷とフリーマンの打順を離すことと、大谷の後ろにいい打者をおくこと。この2つを最も重視したいというロバーツ監督の理想通りのオーダーが出来上がるのだ。
「1打席目は特にチームの流れ的にも大事だし、アウトのなり方も大事なんじゃないかと思う」
大谷は1番打者についてこう言っている。チームにとって最初の攻撃だけに、アウトになるにしても例えば球数を投げさせるとか、簡単に打ち取られるわけにはいかないということだろう。
ボールの見極めが良くなり、トップバッターとしての自覚も出てきた大谷が、ベッツが復帰して以降も1番に座る可能性が高くなった。