大谷に難敵「中継ぎ・前田健太」の不気味…先発復帰に向けてがむしゃらアピール必至
ヒンチ監督が「当面の間、中継ぎで調整してもらう」と、ベテラン右腕の復調に期待を寄せた通り、配置転換されたことでかつての安定感を取り戻す可能性はある。
前田はドジャース、ツインズでプレーした際、シーズン終盤からポストシーズンにかけて中継ぎの経験がある。リリーフとして特にポストシーズンでの安定感は抜群で、17年は9試合で2勝0敗、防御率0.84でワールドシリーズ進出に貢献した。地区シリーズで敗退した19年は4試合で防御率0.00と完璧な仕事ぶりだった。レギュラーシーズンは通算36試合で防御率3.15とまずまずの結果を残している。
ここにきて低調とはいえ、強力なド軍打線を抑えれば、先発復帰に向けた首脳陣へのアピールになるだけに、前田は古巣の打者に対し、がむしゃらに立ち向かうのは必至。
ナ・リーグ本塁打王争いでトップに立つ大谷に前田が立ちはだかりそうだ。