トランプ銃撃事件は対岸の火事じゃない!パリ五輪開幕式に広がる恐怖、不可能な「完全警備」
ロイター通信によると、トランプ銃撃後も従来予定していた約4万5000人の警備態勢は変更しないという。民間人による警護を含めると8万人にも及ぶ。2012年のロンドン五輪では警察と軍隊を合わせて約3万5000人が警備にあたったことと比較すればかなりの増員ではあるが……。
「それでも、特に多いという印象はありません。民間人による警護はあまり期待できないからです。というのも、警察官は危険があっても逃げちゃいけませんが、民間人は自分の身を守るために逃げても問題ないという大原則がある。しかも、大規模な警備になればなるほど『混成部隊』になる。警察と民間人はもちろん普段一緒に行動していませんから、とっさのときに判断が遅れたり、うまく連携が取れないケースもある。オリンピックのような大きなスケールになればなおさらです」(牛島氏)
無事に開幕を迎えることができるか。
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開幕してからも油断は禁物だ。実は、サッカーの日本対イスラエル戦もテロの「ハイリスクマッチ」として挙げられていて、非常に警戒されているという。いったいどういうことなのか。
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