パリ五輪柔道は疑問ジャッジ続出 フランス贔屓に泣くニッポン…金メダルは角田と阿部の2つのみ?
嘉納治五郎を創始者とする柔道は日本の国技とも、「お家芸」とも言われており、男子は1964年の東京大会、女子は1992年バルセロナから五輪の正式種目となった。3年前の東京大会まで獲得した金メダルは48個。2位のフランスの16個を大きく引き離している。
しかし今やフランスは柔道人口50万人以上。約12万人の日本の4倍以上の柔道大国だ。
パリは完全アウェーで相手は強敵。しかも審判まで“フランス寄り”なら、日本の金メダルは女子48キロ級の角田夏実と男子66キロ級の阿部一二三の2人で終わっても不思議ではない。
ちなみに、冒頭の橋本と女子57キロ級の舟久保遥香は3位決定戦に勝ち銅メダルを獲得した。
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「疑惑の判定」は続出したものの、大本命と見られていた阿部詩はなぜ、2回戦で散ったのか。長らく柔道を取材するスポーツライターの木村秀和氏はコンディション不良を否定し、その「意外な理由」を解説する。あの瞬間、いったい何が起きていたのか。
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