「選手生命短い」が話題も…堀米雄斗大逆転で2大会連続金!“聖地”LAで五輪3連続メダルの可能性
「みんなの応援が最後に乗れたカギになったのかなと思っています。これからも頑張るので応援お願いします」(堀米)
前日には女子ストリートで吉沢恋(ここ・14)、赤間凜音(りず・15)が金銀ワンツーフィニッシュを決めたばかり。メダルラッシュに日本中が沸き、早くもSNS上では堀米に「次」を期待する声も上がっているが、
「スケートボードは選手生命が短くて、全体的な平均年齢も低い」――。話題を呼んだ吉沢の優勝インタビューの発言が気にかかる向きも少なくないのではないか。
たしかに女子ストリートの出場者全22人のうち、二十歳以上は5人で、平均年齢は17.8歳。決勝に進んだ8人の平均は15.9歳となり、二十歳以上の選手はゼロ。おまけに、予選最下位は最年長27歳の米国代表マライアだった。データだけを見れば、年齢が低いほど結果を残しているだけに、吉沢の「選手生命が短い」という発言も頷ける。
しかし、男子の事情はまったく異なっている。
同種目の出場者全22人の平均年齢は26.6歳(二十歳以上は20人)で、決勝メンバーは同26.5歳とほぼ変わらない。しかも、銅メダルを獲得した米代表ナイジャ・ヒューストンは29歳。選手生命は女子よりも男子の方が長いのだ。