スケボー開心那「誹謗中傷」跳ね返し2大会連続銀!身長170センチで魅せた攻めの姿勢
これに批判的な声が一定数あったのも事実だ。初めてのメダルを取るほんの数日前に、女子ストリートで当時13歳の西矢椛が「真夏の大冒険」。他にも十代前半の選手が大会を席巻したこともあり、ネット上にはこんな意見が噴出した。
《スケボーは低年齢が有利ってだけ》
《もはや年齢ゲー》
《子供が勝っても感動しない》
家族や自身のアイデンティティーに関することへの誹謗中傷の声も含まれていた。
競技の性質上、「小さいこと」「軽いこと」は有利に働く。今大会の女子ストリート金メダルの吉沢恋(14)が優勝インタビューで「競技生命が短く、平均年齢が短い」と話したように、若さもプラスになるのは確かだ。
それでも、開は年齢こそ15歳だが、この3年間で身長は約22センチ伸びて現在170センチ。体重も相応に増加した。「子供」であるアドバンテージをほとんど失いながらも、世界に実力を証明したのだ。
金メダルには届かなかったものの、アンチの声を跳ねのける大金星。もう「年齢ゲー」とは言わせない。