日本ハム清宮の尻に火を付けた「吉田輝星の放出」 スター候補トレードで目の色変わった

公開日: 更新日:

 高校通算111本塁打を放ち、ドラフトでは7球団の1位指名が競合したように、素材の良さは誰もが認めるところ。栗山英樹前監督時代はたとえ結果が出なくても、レギュラーの座を与えられていた。ところが、新庄監督になって雲行きが変わった。

「今季の選手起用が象徴的です。レギュラーは万波ひとり。結果が出なければ、誰かれ構わず二軍落ちですからね。清宮はもちろん、近年は清宮以上に結果を残し、中軸を担っていた野村佑希(24)ですらファームに落とされている。これまでノンビリ構えていた清宮も目の色が変わった。さすがに尻に火が付いたのでしょう」(同)

 さて、日本ハムは昨13日のロッテ戦に敗れ、チームの連勝は「6」でストップ。リーグ2位の座をわずか1日でロッテに明け渡した。清宮も3打数無安打で、連続試合安打は「6」で止まった。

 とはいえ、プロ7年目にしてようやく本格化の気配のスラッガーの今後に注目だ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな清宮のハンドリングを担う新庄監督は単年契約。就任から3年目にしてチームの成長を感じさせる手腕に、早くも来季続投を願う声があちこちから聞こえるが、仮に球団から続投を要請されたとしても、これを「拒否」する可能性が少なくないという。いったいどういうことなのか。就任時から公言していた「未来予想図」とは…。

 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  5. 5

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    「エンゼルス佐々木朗希」誕生へ…菊池雄星との大型契約&異例の早期決着で獲得に布石

  3. 8

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 9

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  5. 10

    清原ジュニアが現役引退表明…今度はテレビ局が争奪戦か? こんなにいる慶大野球部出身アナウンサー

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱