敵地で大谷を襲う超過激ファンと血の気の多い選手の狂気…「侮辱と受け取られかねない行為」やらかし済み

公開日: 更新日:

大谷 経済効果は空前絶後の1170億

「血の気が多い選手も揃っています。中でも今回の騒動の中心となったプロファーは乱闘のきっかけになるケースがある。今年4月のドジャース戦では先発右腕ストーンの内角攻めを巡って捕手のスミスと口論になり、両軍ベンチから監督、選手が飛び出す事態に発展しています」(同)

 パ軍は同僚選手への報復や侮辱行為に対し、結束力が高まる傾向が強い。6月26日のナショナルズ戦では初回の第1打席でプロファーと相手捕手が小競り合いとなり、直後に死球を受けた。これに抗議したシルト監督が退場処分となったが、続く主砲マチャドが先制の2ランを放ってナショナルズベンチにきっちりと仕返しをしてみせた。試合後のマチャドは「プロファーが故意とも取れる死球をぶつけられて、打たないわけにはいかないよ」としてやったりといった表情だった。

 大谷は第1戦でポストシーズン1号となる同点3ランを放った際、雄たけびを上げながらバットを放り投げた。喜びを爆発させた大谷に対し、好意的に報じる米メディアは少なくなかったが、米国でバットを放り投げる行為は相手ベンチから侮辱と取られることもある。今季の大谷は打った瞬間、本塁打とわかる当たりには“確信歩き”で打球の行方を見つめるシーンが多く、同様に挑発行為と受け取られかねない。ましてペトコパークで同じことをやろうものなら、それこそ相手の敵愾心を煽るようなものだ。短期決戦のプレーオフでは敵地の狂気が増幅するのは確実。第3戦以降は要注意だ。

  ◇  ◇  ◇

 大谷とパ軍のダルビッシュは、「生き方」「考え方」において決定的に異なる点がある。いったいどこがどう違うのか。これまでの発言と選択を紐解いていくと、見えてくるものがある。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。の

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》

  2. 2

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  3. 3

    谷原章介長男の芸能界挑戦で改めて感じる器の大きさ…実父・いしだ壱成と共演の可能性も

  4. 4

    目黒蓮“おバカキャラ封印”でますます上がる俳優業のハードル 「何をやってもキムタク」化の不安

  5. 5

    小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え

  1. 6

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  2. 7

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 8

    失敗を失敗でなくしてくれた…ふかわりょうの恩人に対する深い愛情

  4. 9

    森七菜の移籍トラブルと重なる伊藤健太郎の不義理退所…チラつくステージママの影

  5. 10

    昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》