投打で物足りないドジャースに大谷「投手・外野起用待望論」浮上…指揮官は否定も議論は過熱必至
熱望していたポストシーズン進出を果たしたドジャース・大谷翔平(30)。
同地区のライバルであるパドレスとの地区シリーズ(DVS)第2戦でダルビッシュ有(38)に抑えこまれたとはいえ、初戦でポストシーズン第1号を放った。リーグをまたいで2年連続本塁打王の貫禄を示したが、MVPトリオの一角であるベッツとフリーマンが大ブレーキなのだ。
大谷の後の2番を打つベッツは、この2試合で6打数無安打2三振。奇しくも2022年、パドレスとのDVS第3戦の第1打席で中前打を放ったのを最後に、翌23年のポストシーズンも快音が響かず、実に29打席連続無安打中だ。
メジャーを代表するクラッチヒッターである3番フリーマンは、ここまで7打数2安打ながら、レギュラーシーズン終盤に痛めた右足首捻挫の回復が遅れ、第2戦では途中交代。パドレスの本拠地ペトコパーク(サンディエゴ)に舞台を移した9日の第3戦は「3番・一塁」でスタメンに名を連ねたとはいえ、ロバーツ監督によれば、まだ痛みがありながら、本人の希望で強行出場に踏み切ったという。