投打で物足りないドジャースに大谷「投手・外野起用待望論」浮上…指揮官は否定も議論は過熱必至
今ポストシーズンは2試合を終えた時点でドジャースのチーム打率は.234。レギュラーシーズン(同.258=リーグ3位)で強打を誇った打線しては物足りない。
さらに故障者が続出した先発陣は第1戦の山本が3回5失点、第2戦のフラハーティが5回3分の1で4失点。救援陣も安定感を欠き、チーム防御率7.50は出場12チーム中ワーストだ。マスコミ関係者が言う。
「チームは20年以降、世界一から遠ざかっている上に、投打とも万全とは言えない、それだけにドジャースの地元ロサンゼルスでは大谷の投手復帰の前倒しや守備起用への待望論が再燃しかねません」
昨年10月に右肘靭帯修復手術を受けた大谷の投手復帰や守備での起用を巡っては、ブランドン・ゴームズGMが3日、「ポストシーズンでオオタニが投げるのは想定していない。ドジャースでの投手デビューは、来年3月までないのは確実だ」と、当初の予定通り、来年3月18、19日のカブスとの日本開幕シリーズになると明言。大谷の野手起用に関しても、ロバーツ監督が「ノー。守備に就くことはないだろう」とキッパリ否定している。