FA補強の成果は互角!大谷ド軍とヤ軍が今オフ目玉選手を巡って場外バトル
東西の老舗球団同士によるワールドシリーズ(WS)が日本時間26日、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開幕した。
大谷は初回、相手先発で2023年のサイ・ヤング賞右腕ゲリット・コール(34)から、
今季開幕時の年俸総額はヤンキースが約455億円で30球団中2位。ドジャースは約375億円で同3位。メジャーでも1、2位を争う資金力を持つ両球団によるWSは今回で12度目となり、ド軍がブルックリンに本拠地を構えていた1940年代から世界一を争ってきたが、熾烈な場外バトルも展開してきた。
現行のFA制度が導入された84年以降、目玉選手を巡って金満球団同士が熾烈な争奪戦を繰り広げてきたのだ。昨オフは、オリックスからポスティング申請した山本由伸(26)にヤ軍、ド軍の両球団が入札。ヤ軍はキャッシュマンGMの他、スタインブレナー・オーナー、ブーン監督も同席して2度の交渉を行った。山本は最終的に、ヤンキース・コールの9年総額352億円をを上回る12年総額455億円の投手史上最高額を提示したドジャースと契約。WSを前にヤンキースとの交渉について聞かれた山本は「最後の決断をするまですごく悩みましたし、どちらも最後にするまで迷っていたチームです」と、当時の心境を振り返っている。