佐々木朗希にメジャーで《いきなりフル回転》の怪情報…ロッテでの“登板拒否”もすべて米国で活躍するため

公開日: 更新日:

問題はマイナー契約から這い上がった後

 プロ入り後、ヤバいと思ったらブレーキを踏むようになったのは、高校時代の右肘違和感が原因というのだ。

 しかし、プロで5年間プレー。当初、積極的でなかった筋力トレーニングにも、進んで取り組むようになった。「複数の施設でトレーニングに励んでいる」(前出のOB)という。

 ロッテがポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認した際、佐々木は、「マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるように頑張る」と、コメントした。

 佐々木はMLB公式ホームページのFAランクで3位。大谷の1000億円超と同等の契約を結ぶといわれる外野手のソト(26=ヤンキースからFA)、2021年のサイ・ヤング賞右腕のバーンズ(30=オリオールズからFA)に次ぐ評価だ。2度サイ・ヤング賞を獲得して4位にランクインした左腕・スネル(31=ジャイアンツからFA)より上とみられている。

 最初はマイナー契約でも、スプリングトレーニング中にメジャー昇格するのは確実。「マイナー契約から這い上がる」のは簡単だが、問題はそこから先だ。投打とも日本よりレベルの高いメジャーで先発の一角として確固たる地位を築くためには、FAランク3位の実力を発揮する必要がある。ゆくゆくは「世界一の選手」を目指しているならなおさらだ。

 これまでのように、ことあるごとに自らブレーキを踏むようでは先発ローテ入りもままならない。ようやく高校時代から目標にしていたステージに立つのだから、このときのためにセーブしていたアクセルを目いっぱい踏み込んで当然。リミッターを外して、中5、6日でフル回転しても不思議ではない。でなければメジャーでは生き残れないのではないか──。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木朗希は昨オフ、母親と一緒になって「メジャーに行かせてくれ!」と泥沼交渉劇を繰り広げたのは記憶に新しい。そもそもなぜ、「母親」が首を突っ込んでいたのか。いったい何が起きていたのか。母親の正体と、当時の全内幕とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳細に報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由