佐々木朗希“強行突破”のドジャース入りには大きなリスク…タンパリング疑惑が異常事態に突入
ポスティングでメジャー挑戦するロッテの佐々木朗希(23)とドジャースの「密約説」が相変わらず、海の向こうを賑わせている。
日本時間21日、MLBのマンフレッド・コミッショナーがニューヨークで取材に応じ、両者に何らかの違反があった場合は「徹底的に調査する」「真相究明に努める」と発言。MLBのトップがわざわざ「密約説」に反応するのが異常なら、29日にはドジャースの地元メディア「ドジャーブルー」までが「密約説」の存在を認めた上で、「ドジャースが密かに佐々木と契約を交わしたという証拠はない。MLBは佐々木と交渉する全球団の状況を注視しているし、不正の可能性があれば調査する姿勢でいる」と報じたのだ。
ドジャースのタンパリング疑惑は、あくまでもウワサだ。MLBや地元メディアまでが目の色を変えて”否定”する必要が果たしてあるのか。疑惑の打ち消しにやっきになっている事実が、逆に疑惑を深めているようにも思えてくる。
生え抜きの投手が出てきても長持ちしないドジャースの球団体質も、佐々木にとっての逆風になりかねない。