ソフトバンクOB指摘 甲斐拓也の巨人移籍が「結果的にプラスになる」理由…《戦力激減で大打撃、という見方は違う》

公開日: 更新日:

 正捕手の流出で来季はイヤでも若手に出場機会を与えざるを得ない。捕手は何よりも経験がモノを言うポジション。甲斐がいれば、どうしたってチャンスが限定される海野や谷川原らが加速度的に成長する確率が増す。

「今季のソフトバンクは2位日本ハムに13.5ゲーム差をつけて優勝したように、チーム力は抜群。甲斐不在で総合的な戦力はダウンは避けられないにせよ、そこはチーム力でカバーできる。来季は捕手陣に限らず、他の野手も戦力が落ちた分、必死に補おうとするはず。それらが上手くハマれば、来季は無理にしても2年後には結果的に甲斐移籍がプラスに働くのではないか」(同)

 さらに山内氏は投手陣にも“科学反応”が起きることを期待している。

「これまで甲斐のリードに頼っていた投手陣が危機感を覚え、意識が変われば、大きなプラスになる」

 災い転じて福となす、か。

  ◇  ◇  ◇

 巨人が甲斐の獲得にあたり、用意周到にこしらえていた「秘策」とはいったい何だったのか。また、甲斐は何を最重要視してFA権を行使したのか。その心を衝く戦略とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…