米国有望株1位に選出!佐々木麟太郎を巡り早くも始まる日米争奪戦…NPBの照準は来秋ドラフトか
あるパ・リーグのスカウトがこう言う。
「昨年のドラフトではオリックスが麟太郎の指名をNPBに問い合わせ、会議が20分間中断した。NPBから『プロ志望届を出した選手のリストに名前がない』と指摘されたこともあり、オリックスは指名を断念しましたが、米国の大学に通う日本人選手を指名するルールは現在、プロ志望届を出す必要があるのかどうかも含め、ルールが確立されていない。いわばグレーゾーンなんです。我々スカウトもよく分からないところがあるから、混乱しています」
ちょうど1年前、佐々木は、「2年後以降にMLB、またはNPBのドラフトで指名をいただけるチャンスもある。理想は2年後、3年後のドラフトで指名をいただければうれしいと思っている」と言っていた。
「この発言からして、麟太郎は4年間で卒業する気はあまりないことが分かります。あくまでMLB、NPBの球団に指名されるための野球留学と捉えているようですから。指名ルールが確立されれば当然、日本の球団も獲得に動くでしょう」(同)
実際、一部球団による評価も上がっているという。