巨人マルティネスに「全盛期過ぎてる説」…データが示唆する“衰え”、さらに心配な中南米人気質

公開日: 更新日:

 懸念材料は他にもある。自ら現地に出向き、中南米の選手を多く獲得してきた中日森繁和元監督は、かつてこう漏らしていた。

「中南米のドミニカ共和国とかキューバの選手との長過ぎる契約はダメ。気持ちが長続きせず、一生懸命働くのは最終年だけということが圧倒的に多い。他球団が手を出してきそうになったらいち早く2年くらいで更新する。あまり長い契約だとあっちが痛い、こっちが痛いと言い出すリスクも考えないといけない」

 巨人が結んだのは4年50億円という破格の超大型契約。森元監督が指摘するように、マジメに4年間フル回転してくれるかどうか。仮にダメでも昨季までの守護神・大勢(25)がいるのだが、「八回の男」が不在だからこその補強。大勢が弱点の八回に回らないと意味がないのだ。

 50億円もの投資だけに、衰えが表面化し始めているのなら、いくら来年以降に日本人扱いになろうと「話が違うよ」である。

  ◇  ◇  ◇

 そんなマルティネスの起用法について、評論家の権藤博氏は日刊ゲンダイ連載で「私が巨人の監督なら、八回・マルティネス、九回・大勢で行く。格からして当然だ」と語っている。いったいどういうことか。なぜ大勢の方が「格上」なのか。その真意とはーー。

●関連記事【特別公開】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出