ドジャース大谷は日本開幕シリーズから「ノーアーチ地獄」か…昨季は開幕から40打席連続本塁打ゼロの自己ワースト
例えば、かつてエンゼルスで同僚だった強打の捕手、オホッピーは23年の開幕から打撃好調で、4月21日のヤンキース戦で左肩を痛めて離脱するまで打率.280、4本塁打、12打点と当たっていたが、8月19日のレイズ戦で復帰した当初、39打席で同.111、1本塁打、1打点と苦戦した。
大谷はドジャース移籍1年目は韓国で開幕(パドレス戦)を迎え、新天地での一発に注目が集まったが、帰国後もバットから快音響かず、開幕から40打席連続ノーアーチの自己ワーストを更新した。
「去年は一日でも早く結果を残してチームの一員として貢献したいと気がはやって空回りしていたのです。大谷は元々、スロースターターで、去年の4、5月は明らかに感覚を掴めていなかった。前年の9月に受けた2度目の右肘靱帯修復手術の影響はなく、コンディションが万全でも開幕からつまずいた。2年目の今季はいち早くチームの一員になるという重圧こそないものの、左肩に不安を抱える。なおさら、打撃の感覚を掴むのに時間を要しかねません」(米放送関係者)
日本開幕シリーズで登板が予想されるカブス・今永、スティールの両左腕に封じ込められれば当分、一発から遠ざかるかもしれない。