日本選手枠さらに減少の危機!ゴルフ界の大変革で全米オープン、全英オープンがLIVに出場資格
ゴルフ界に大きな動きがあった。
今月5日、全米ゴルフ協会(USGA)が、今年の全米オープン(6月12日開幕・オークモントCC)の出場枠を発表し、米ツアーと〝敵対〟してきたLIVゴルフ(以下=LIV)の選手に出場枠を新た)設けたのだ。5月19日時点の個人戦ポイントランキングでトップ3のうち1人(有資格者を除く)に出場権を与え、4月7日時点の上位10人は最終予選会からの参戦を認めるという。
その5日後、全英オープンを主催するR&AもLIVの選手に扉を開けた。今季第9戦(ダラス)終了後の同ランクトップ5のうち1人(有資格者を除く)を今年の大会(ロイヤルポートラッシュGC =北アイルランド)に出場させることになった。これまで、両オープンはLIV選手の出場を認めていなかった(歴代優勝者などを除く)。
全米オープンの予選会は毎年国内でも開催されている。昨年は、石川遼、河本力、清水大成の3人が切符を得た。
全英はミズノオープンが国内予選会を兼ねており、大会の上位3人(有資格者を除く)が切符を手にする。
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