ソフトB捕手争いに「現時点で決め手なし」 FA流出甲斐の後釜は守備力重視?
実戦で誰かが突出した活躍を見せればともかく、そうでない場合はどうするのか。
ホークスOBで元投手コーチの山内孝徳氏は「オープン戦の起用で見えてくるのではないか」と、こう話す。
「現時点では3人はほぼ横並び、これはという決め手はない。オープン戦でも決められなければ、開幕後も3人併用、投手との相性などで日替わりマスクという手もある。ただ、それだと主戦捕手としての責任感が身につかない。責任感のあるなしで、リードは大きく変わってくるものです。決め手がなかろうが、誰か1人を全143試合の少なくとも5、6割でマスクを被らせた方がいい。ホークスは得点力があるので、捕手は打撃ではなく守備力優先で選んだ方が上手く運ぶのではないか」
となると、海野が一番手になるが、甲斐の後釜に収まるのは誰か。なお、嶺井博希(33)が15日からの第4クールでA組に昇格することが決まった。
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そんなソフトバンクで捕手以外にも注目を集めているのが上沢だ。今春キャンプで本紙が直撃すると、「挫折で得たもの」などを語ってくれた。また、移籍を巡る“炎上”について尋ねるとーー。
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