大谷翔平が「投手延命」に必死…フォーム改造に新球習得、まさかの休養受け入れの思惑

公開日: 更新日:

「自分の中では常に変化を求めていきたいと思っているので。その中のひとつかなと思う」

 日本時間21日、ドジャース大谷翔平(30)が投球フォームをノーワインドアップに変えた理由に関してこう言った。

 これだけではない。テークバックはこれまで以上に小さくなった。ブルペンで投げているツーシームの軌道も昨季までとは異なる。これまでのような右打者の懐に食い込む横の変化に加えて、沈む変化が大きくなった。メジャーでいうところのハードシンカーだ。

 代理人のネズ・バレロ氏によれば、「ショウヘイは投げることが好き」だそうだ。本塁打王2回に打点王1回、メジャー史上初の50本塁打‐50盗塁……打者としては多くの快挙を達成したものの、投手としては22年に15勝(9敗)してサイ・ヤング賞投票でリーグ4位になったのがベスト。打つだけでなく二刀流選手として、好きな投手でも思うような結果が欲しいのだろう。

 とはいえ、すでに右肘靱帯を2度手術。自ら、「もう1回、同じ症状になったらポジションチェンジ」と投手断念を示唆している。つまり今回が投手として最後のチャレンジになる可能性があるだけに、投手としてのパフォーマンスを上げながら、極力、右肘に負担を掛けたくない。そのための「変化」が必要ということか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由