大谷「1番・DH」で技ありの中前打 ホワイトソックス若手有望右腕にメジャーの洗礼
大谷は3日、ド軍のキャンプ地アリゾナ州グレンデールでのホワイトソックス戦に「1番・DH」で2戦ぶりに出場し、2打数1安打1三振。六回に代打を送られ退いた。
初回の第1打席は相手の先発右腕マーティンに対し、フルカウントからの外角低めのスライダーに手が出ず、見逃し三振。際どいコースだったため、一塁に歩きかけたところで、球審から「ストライク」をコールされた。今オープン戦ではロボット審判(ABS)によるチャレンジがテスト運用されているが、大谷は使用しなかった。
ホ軍の先発候補を打ちあぐねたものの、2打席目は同じく期待の若手投手から結果を残した。先頭で迎えた四回、2番手アダムス(25)の初球、内角のカットボールを詰まりながらも中前に運ぶ技ありの一打で、オープン戦2試合連続安打とした。
相手のアダムスはホ軍先発投手のプロスペクトランキングで3位の右腕。オープン戦ながら、若手有望株との初対決で、メジャーの洗礼とばかりにやすやすと攻略してみせた。