伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」
もう一人は3年目の浅野翔吾(20)である。こちらもキャンプは一軍スタートだったものの、オープン戦の打率は.222、2打点。外野手争いの中でアピールができなかった。二軍でも打率.097(15日現在)と全く元気がない。
「開幕から外野レギュラーの丸をケガで欠く中、本来なら代役として名前が挙がってこないといけないのが秋広と浅野。阿部監督は最近、40歳の長野を左翼のスタメンで使った際、『だって他にいないから』と嘆いていた。開幕二軍スタートをバネにファームで打ちまくって欲しいのに、2人とも伸び悩んでいる。今回、21歳の外野手を引き上げたのは、秋広や浅野ら若手の尻に火をつける意味合いが強いのではないか」(同)
巨人は昨15日のDeNA戦で連敗を3で止めた。笹原がシンデレラボーイになれるかはともかく、期待の若手野手が台頭しない現実は、長いシーズンでボディーブローのように効いてきそうである。
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もっとも、投壊の救世主としては、現有戦力ではなく米タイガースの前田健太の名前が再浮上している。いったいどういうことか。いま何が起きているのか。実現に向けたハードルとは。
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