大谷翔平×真美子夫人「スーパーアスリートのDNA」に世界が注目…過去の日本人夫婦を見てみると
黒田博樹の両親も…
「女子アナと結ばれた野球選手は数多いけれど、アスリート同士という事例はそう多くない。パドレスのダルビッシュ有と元レスリング世界王者の聖子夫妻、カブスの鈴木誠也と新体操で五輪2大会連続出場の愛理夫妻とたまたま大リーグに3組の日本人アスリート夫婦がいるものの、まだ子どもは小さく、遺伝子うんぬんはこれから。そんな中、高校野球で注目されたのが、オリックスと巨人で活躍した谷佳知と女子柔道五輪金メダリストの谷亮子夫妻の息子さんです。
長男は千葉の東京学館浦安の野球部で外野手として活躍。甲子園出場はならなかったものの、23年夏の千葉大会で2試合連続本塁打を放ちました。驚くのは、幼少期からアイスホッケーに熱中し、野球に転向したのは高校から。昨春から駒大に進学して野球部に入りましたが、さすがのDNAだとスカウトも感心していた。中学から野球に転向した次男もこの春から千葉の強豪・中央学院で甲子園出場を目指しています」
ソフトバンクの大西崇之外野守備走塁兼作戦コーチの子どもも、スポーツで能力を発揮している。夫人は元プロゴルファーでツアー1勝の坂上晴美。長男は愛知の名門・中京大中京で4番を打ち、法大に進学した昨年は六大学のフレッシュトーナメントで早くも神宮1号を放った。次男はサッカーの名古屋グランパスU-18に所属し、絶対的ストライカーとして活躍。今年2月にはJリーグの公式戦に出場可能なトップチーム登録となり、10代でのJデビューも現実味を増している。
「忘れちゃいけないのが広島のレジェンド、黒田博樹でしょう。父の一博さんは昭和20年代に南海のV3に貢献した名外野手。公立校の体育教員だった母の靖子さんは1964年の東京五輪の強化選手に選ばれた女子砲丸投げの選手だった。日米通算203勝は本人の努力もさることながら、故障知らずのあの頑健な体は、両親からの授かりものだと思う」(広島関係者)
親がすべてではないが、楽しみではある。
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さらに、大谷本人の“血筋”も相当なものだ。父はプロを目指し社会人野球を経験した俊足選手で、母もあるスポーツで全国大会に出場した経歴を持つ。今ではすっかりメディア露出を控える両親が過去に日刊ゲンダイに語った衝撃のエピソードの数々とは。それらを網羅した連載、【二刀流の血脈】も要チェックだ。