西武は山川穂高に過剰反応だが…MLB「下半身スキャンダル」出場停止はこんなケース
強制わいせつ容疑により事実上の無期限謹慎となっている山川穂高の処遇を巡って、西武ホールディングスの株主総会で、クビにすべきという意見と、早期の復帰を求める意見が相次いで出された。
メジャーリーグでも有名選手が、女性から強制わいせつや不同意性交で訴えられるケースがあるが、球団が西武のように過剰反応を見せることはほとんどない。米国では悪意のある女性がファンを装って有名選手に近づき、一夜妻になったあとで「レイプされた」と騒ぎ立てて高額の示談金をせしめることが少なくないからだ。
2017年、ドジャースのスター外野手だったヤシエル・プイグは1月の「ファンの集い」で知り合ったヒスパニック系の2人の美女と2夜連続で濃厚なセックスを楽しんだところ、そのあと2人から「レイプされた」「同意なしのセックスだった」と激しい抗議を受け、高額の示談金を要求されたため、32万5000ドル(約4550万円)を支払うハメになった。
16年には当時ブルージェイズの主砲だったエンカーナシオンが一夜を共にした女性からセックスで性行為感染症をうつされたとして、損害賠償を求める訴訟を起こされたが、本格的な裁判が行われた形跡がないため、水面下で示談が成立した可能性が高い。