「体の不調は『首こり』から治す、が正しい」三井弘著
スマホやパソコンの使用で、首を常に前傾させた姿勢でいることが多い現代人。これによって生じている問題が“首こり”だ。
首には、神経の束である脊髄や、大切なホルモンを分泌する甲状腺、そして血管や気管、食道など生命維持に重要な役割を担う器官が通っている。そのため、首に不具合が起こるとその影響は首だけにとどまらず、全身の機能やメンタルヘルスにまで及ぶという。
首に不具合が生じると、「肩こり」→「頭痛・めまい」→「手のしびれ」という3段階を経て悪化していく。気になる自覚症状がある人は、すぐに首こりの解消を行いたい。壁に向かって行う腕立て伏せやもも上げなどの簡単な体操から、座り方、寝具の選び方など、首をケアする工夫も紹介する。
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