「悪女図鑑」 「悪女の真相」研究班著

公開日: 更新日:

 ローマ帝国第4代皇帝クラウディウスの妃メッサリーナは30歳以上も年上の夫では満足できず、夜な夜な怪しげなパーティーを開いたり、俳優を愛人にしたりしていたが、それでも満たされなかった。そこで、宮殿を抜けだして路地裏にある娼館に通い、乳首を黄金色に塗って多くの男と淫らな行為を行った。だが、夫を追放して愛人の執政官を皇帝にしようとしたことが露見して刺殺された。

 美しさを保つために若い娘を殺し、その血を全身に塗りたくったトランシルバニアの伯爵夫人エリザベート・バートリや、ブサカワな容姿で男に貢がせたうえ殺したとされる木嶋佳苗など、54人の悪女のコレクション。(宝島社 640円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出