「悪女図鑑」 「悪女の真相」研究班著
ローマ帝国第4代皇帝クラウディウスの妃メッサリーナは30歳以上も年上の夫では満足できず、夜な夜な怪しげなパーティーを開いたり、俳優を愛人にしたりしていたが、それでも満たされなかった。そこで、宮殿を抜けだして路地裏にある娼館に通い、乳首を黄金色に塗って多くの男と淫らな行為を行った。だが、夫を追放して愛人の執政官を皇帝にしようとしたことが露見して刺殺された。
美しさを保つために若い娘を殺し、その血を全身に塗りたくったトランシルバニアの伯爵夫人エリザベート・バートリや、ブサカワな容姿で男に貢がせたうえ殺したとされる木嶋佳苗など、54人の悪女のコレクション。(宝島社 640円+税)