会社という組織の中にいると飼いならされた羊になる。その他大勢から抜けだすためには、群れから離れる努力をしなければならない。
「出る杭」ではなく、「出すぎる杭」になることを著者は勧めている。
例えばSTAP細胞の発見で注目された小保方晴子氏は、論文のコピペが発覚した時、「ゴメンナサイ」と謝ったりせず、悪びれることなく「そんなのみんなやってるわ」と言えばよかったのである。
会社側と徹底的に戦い、青色発光ダイオードでノーベル賞を受賞した中村修二氏のように「出すぎる杭」になるべきだったのだ。
自由な人生を手に入れるための60のアドバイス。(ダイヤモンド社 1300円+税)