「税理士がこっそり教える!相続税がかぎりなくゼロ円になる方法」本郷孔洋著

公開日: 更新日:

 相続税制改正に対応した節税テキスト。

 改正によって基礎控除額が引き下げられ、より多くの人が相続税の申告が必要になった。子供や孫1人につき総額1500万円まで非課税の教育資金や、会社経営者が自社株を継承するときなどに有効な「相続時精算課税制度」(一括して受け取った資産に対する税金の支払いを先送りできる)など、まずは「生前贈与」を活用する方法のメリットや注意点を解説。

 その他、すでに所有しているマイホームの持ち分を配偶者に贈与するなど「不動産」を活用する方法や、次の次まで継承先を決められる「受益者連続型信託」など「民事信託」を活用する方法まで。多様なテクニックを実践的に解説。(宝島社 1000円+税)

【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動