「『なりたい人』になるための41のやり方」窪田良著

公開日: 更新日:

 著者は小学4年生のとき、父親の仕事の都合でアメリカの小学校に転校した。そこで人種差別を受けたのだが、「努力すればなんとかなる」ということと「答えを覚えるのでなく過程を考える思考法」を学んだ。

 研究者となって緑内障の原因遺伝子を発見し、現在、創薬と医療技術の研究開発を手掛ける企業のCEOを務めている。その経験から、「なりたい人」になるには〈まったくのゼロから「新しい何か」を作る〉ことを勧める。インターネットもこの小さな「0→1」から始まっているのだ。最初は「ちょっときついな」程度から始め、少しずつ負荷を大きくするということを「ずっと続ける」のがコツである。

(サンマーク出版 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭