「たった一晩で疲れをリセットする睡眠術」石川泰弘著
アスリートたちが体のメンテナンス方法として食事やマッサージなどと同様に重要視していること。それが、良質の睡眠をとることだ。
彼らの平均睡眠時間は8時間4分と、東京のビジネスマンより2時間以上長いことも明らかになっている。本書では、アスリートたちが実践する睡眠術を中心に、ぐっすりと眠るためのさまざまな方法を紹介している。
明日のために早く眠ろうとしても眠れないときには、じっと目を閉じているよりも難しい本を読んでみるとよい。安静時でも脳で消費されるカロリーは体全体の20%にも及ぶため、脳が疲労して眠気を誘う。あるいは、読み飽きた漫画を読むのもお勧め。先の展開が分かるため気持ちがリラックスし、眠気につながるはずだ。(日本文芸社 1200円+税)