現代は“オトコ”にとって本当に生きづらい時代なのか?

公開日: 更新日:

「60歳からの欲情」川北義則著

 熟年にも当然、性欲はある。いや、むしろ肉体が衰えるぶんだけ想像力が活発になるという面もあるだろう。元東スポ記者にしてオトナの遊びの指南役としても人気の著者による「定年後、男はどう遊べばいいか」(副題)の手引き。

 想定されている読者層は「いままで遊びを知らなかった」定年後のオトコたち。若い女性を扱い慣れてないのに無理してしまうため、すぐにホテルに誘って恥をかいたりストーカーまがいに見られたりと厄介なことおびただしい。いい年して下品なふるまいや口の利き方も厳に慎みたいもの。先輩の小言だと思って読むと霊験あらたかだ。(KADOKAWA 1300円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出