連載<7> これだからアマチュアは困る
翔馬は大学の後輩の安孫子を立てた。この男が由貴子にしたことは許せないが、一年目から一軍でプレーする大変さは、理解しているつもりだ。
「別にフォークなんか待ってませんよ。まっすぐ狙いで反応しただけです」
安孫子は翔馬の気遣いに構うことなく反論してきた。
「それ…
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