「どう変わったか?平成の鉄道」松本典久著
平成は鉄道界が飛躍的な進歩を遂げた時代であった。
新幹線網の拡大もそのひとつで、元年に着工し、いまでは金沢まで開通した北陸新幹線や九州新幹線(鹿児島ルート)、ほかにも山形新幹線、秋田新幹線も平成生まれである。
「トワイライトエクスプレス」をはじめとするクルージングトレインの発展も平成に入ってからで、485系電車など特急型車両を使った「リゾートエクスプレスゆう」やE655系「なごみ―和」など年月が進むにつれ、種車も変化していく。
その他、地下鉄と私鉄間ネットワークの強化や路面電車やモノレールの都市交通の移り変わりまで。
記録写真とともに鉄道の変遷を振り返る。
(交通新聞社 900円+税)