<34>海上の活動家を海保が排除する
海上保安庁を端からバカにした女が、突然、電話の向こうで泣き出した。
「海保が何様? 沖縄の海を守っているなんて嘘! カイ君、海保が辺野古の海で何をしているか知ってる!?」
辺野古……。
車の中が、静まり返る。
桃地は、スマホを取り上げようとした手を…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,206文字/全文1,346文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】