(13)無垢の卑猥さで人妻の貞淑を奪う
相手の唇に噛みついて深い傷を負わせることもできた。眼球に指を突っ込むこともできたはず。
それをしなかった、できなかったのは、彼が家族だったから。彼が十二歳の少年で、夫の弟で、県随一の義肢装具製造会社の三番目の御曹子だから。私は自分のヴァギナと心を犠牲にして屈辱に甘んじた…
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