「60歳からの認知症にならない眠り方」中山明峰著
「60歳からの認知症にならない眠り方」中山明峰著
日本は世界一の長寿国だが、認知症は世界一多い。その背景に「不眠」があるのではないか。日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、OECD加盟国で最下位だ。睡眠時間が6時間以下だと認知症になりやすい。
また、慢性的な睡眠不足は糖尿病などの生活習慣病にかかる確率を上げる。食後すぐ眠ると消化器が休めないので、夕食は早めに取ろう。仕事で夕食が遅くなる場合は、夕方に食べてしまうという手もある。朝食・昼食・夕食の量を大・中・小として、夕食は少なめに。体温が下がると眠くなるので、入浴して湯冷めした状態で布団に入るとよい。
睡眠の専門医による、いい睡眠のための具体的なアドバイス。 (現代書林 1650円)