「太陽とシスコムーン」信田美帆さんは体操イベントで大忙し
健康志向が増す一方の時代、引っ張りだこのようだ。
「イベントの集まりは高齢者の方が一番いいですね。寝たきりになりたくない、いつまでも元気でいたいと健康に対する意識が高いからでしょう。ワタシ、高齢者向けのイベントではアイドル並みにモテモテです、フフフ」
■引退後のフリーター生活から「太陽と~」へ
さて、4歳から体操を始め、86年、史上最年少の14歳で全日本体操選手権で個人総合優勝を果たした信田さんは、88年にはソウル五輪に出場。大学卒業後の95年、現役引退した。
「引退して3年ほどフリーターをしてたんです。恵比寿の駅ビルにあるとんかつの『さぼてん』や、赤坂にあった高速道路関係の団体で電話番やお使いの事務をやってました。一度、体操からまったく離れたところで生活してみたかったんです。小学校に通う前から体操、体操でさんざん拘束され、自分の人生を自由に決められる時間が欲しかった。けど、結局、月曜から金曜の朝9時半から5時半まで脇目も振らず、きっちり働いてました」