東出昌大が怪演「あなたのことはそれほど」は“冬彦”彷彿
セリフ回しが一本調子なことから“イケメン大根”などと揶揄されてきた俳優の東出昌大(29)が大化けするかもしれない。TBS系ドラマ「あなたのことはそれほど」の初回で見せた“怪演”ぶりが凄いと大反響を呼んでいるのだ。
同ドラマは人気漫画家・いくえみ綾の同名コミックをベースに、2組の夫婦が不倫劇を繰り広げる禁断のラブサスペンス。東出はヒロイン・波瑠の夫役だ。初回は2人の出会いから結婚までを描いているが、途中から波瑠が学生時代から思いを寄せていた男が登場。ラストはその男と偶然再会し、ラブホテルに行ってしまう。そのジェットコースター的な展開に、局内外から評価がうなぎ上りだという。
「いまどきの女性の心理を克明に描いているんです。物語展開も破綻がなく、すんなりと見れてしまった。これは久々に期待できるドラマです」(民放関係者)
さらに、物語構成以上に話題なのが、東出の存在だという。
「ヒロイン・波瑠が寝言で、かつて好きだった相手『有島君……』の名を発した途端、東出の顔が般若のようになるのです。すぐさま枕元にあった彼女のスマートフォンを操作し、アドレス帳で『有島』という名前を検索する。一度、疑念をもった東出の行動はどんどんエスカレート。自分と結婚して幸せかどうかを執拗に確認したり、メールや写真を立て続けに送ってきたり……。実際に起こりそうな話で、視聴者の共感を呼んだと思います」(前出の民放関係者)