「口ふさぎ事件」に透けた苦悩 高畑淳子に発想転換のススメ
この春には、高畑が都内に飲食店をオープンさせるのではないかとの臆測情報も高畑の周辺に流れていたという。
「そこで皿洗いでも店長でも、ホール係でもしてもらい、裕太さんが外に出るきっかけをつくってあげようとしているのではないかというものでした」と青山氏。だが、今のところそうした動きは確認されていない。引きこもりの息子を抱える親はごまんといるが、高畑も同じ悩みを抱えているのかも知れない。
「袋小路のような現状を何とか打破したいと思いながら、それができていないとすれば、高畑さんが裕太さんを大切に思うあまり、思考が混乱したまま、止まってしまっているところもあるのではないでしょうか。僕は松居一代さんも高畑さんと同じように直撃し、取材させていただいているのですが、松居さんのようなぶっ飛んだ考え方や行動力があれば新たな展開がはじまるように思います。SNSで動画配信を繰り返して自分の考えを訴えるところまでいかなくても、たとえば九州の豪雨被災地などでのボランティアに裕太さんも身を投じてみる。すぐに活動再開につながるわけじゃなくても、禊にはなるでしょうし、社会やメディアに慣れるリハビリにもなります」(前出の青山氏)
可愛い子には旅をさせよ作戦である。松居一代(60)のもとへ弟子入りして、ともにボランティア隊として活動すれば、確かに展開は変わりそうだ。ハードルは高畑が松居張りのぶっ飛んだ発想を持てるかどうか、か。