しかし、最も違和感があったのが、総合司会を務めたたけしが、生出演しなかったことだろう。それもそのはずだ。最新映画「アウトレイジ 最終章」がベネチア国際映画祭のクロージング作品に選ばれたため、7日から現地入りしていたからである。
「もともと、たけしは27時間テレビの仕事を引き受けたくなかったと言われています。自分が好きな歴史モノで、収録ならやってもいいという条件を出したら、フジサイドがあっさりオッケーを出したんです」(民放関係者)
日本テレビ系「24時間テレビ」に“対抗”するような形で始まった27時間テレビ。もはやその“意義”はなくなっているのかもしれない。