ぽっちゃりASKAの新境地 覚醒剤事件後初ライブを潜入ルポ

公開日: 更新日:

 東京国際フォーラム(千代田区丸の内)にあのASKA(60)が降臨! 実に5年8カ月ぶり、覚醒剤取締法違反で逮捕されて以後、初の全国ツアー初日(5日)に潜入した。

 まあ、ASKAに限ったことではないが、昨今のライブときたらチケット代(今回は税込みで1万1500円なり)だけでは飽き足らず、さらにファンから搾り取ろうとエグいほどグッズが充実している。なかでもひときわ異彩を放っていたのが、アロマオイル。〈大空〉〈海洋〉〈安息〉と3種類あり、ASKA自ら選んだ精油をブレンドしたのだそう。こりゃあ一嗅の価値あり、と〈安息〉を手に取ったものの、末端価格4100円の値付けにびっくり。それをありがたく買っているファンがいるからまたびっくりですよ。

 最大5000人が収容できるホールAの客席は2階後方席までびっしり。まずは、これならジュリーのようにドタキャンされる心配はないなと安堵した。腐ってもASKA。ファンはちゃんと待ってくれていたのだ。

 今回のツアータイトルは「billboard classics ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT2018―THE PRIDE―」。東フィル(東京フィルハーモニー交響楽団)のオケをバックにASKAが熱唱するのが見どころだが、ステージにオケのメンバーが着席、指揮者が登場しても一向に主役が出て来やしない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動