芸は盗むもの 田原俊彦からタッキーに受け継がれる“伝統”
昨今は芸能界に限らず、一般的にもSNSなどで過程を見せることに主眼が置かれがちだ。そのことで、周囲の共感を呼ぶこともあるし、悪いことだとは思わない。
一方で、自分の頑張りをアピールせずに、何も言わずに仕事で証明する。それも、日本の古き良き伝統かもしれない。
(芸能研究家・岡野誠)
■1978年生まれ。早大政経学部卒。FLASH、週刊ポストの記者を経て、2017年にフリーに。近著に「田原俊彦論」(青弓社)がある。