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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

23歳差妻との遊びで鍛えた「Mr.シャチホコ」の成り切り芸

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「(Mr.シャチホコがいると)なんか、ものすごいアタシ楽やわ」(和田アキ子日本テレビダウンタウンDX」2月21日放送)

◇  ◇  ◇

 昨年夏ごろから、和田アキ子の普段のトークのモノマネという、これまで誰もしてこなかったモノマネで大ブレークしたMr.シャチホコ(25)。本人からも公認され、この日も番組で共演。トーク中、「君は何をされてる方なの?」「それって何がおもろいの?」など、お決まりのフレーズを即座に言うシャチホコに、思わず和田が漏らした発言が今週の言葉だ。

 シャチホコがまだ25歳の芸歴4年目というのも驚きだが、和田アキ子のモノマネを始めたのが、昨年からだというから、さらに驚く。それまでは、Mr.Childrenの桜井和寿のモノマネを得意としていた。名前に「Mr.」がつくのはそのためだし、「シャチホコ」はミスチルの代表作「Tomorrow never knows」の仮タイトル「金のシャチホコ」から取ったものだ。

 そもそも彼がモノマネ芸人になったのは日体大在学中、YouTubeに投稿したのがきっかけだった。桜井和寿と桑田佳祐の「奇跡の地球」を1人2役で歌う動画をアップしたところ、2万再生を突破。日本テレビのモノマネ特番から声がかかったのだ。

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