「後妻業」にハマる女性絶賛 高橋克典が醸す色気の“源泉”
「木村佳乃の大阪弁を聞くのがつらい」「下手なコントみたい」「老人の孤独など、もっと社会的な問題を掘り下げてほしかった」……ネット上ではディスられがちなドラマ「後妻業」(フジテレビ系・火曜夜9時)。
視聴率は初回こそ8.7%だったが、2回目以降は6%前後を行ったり来たりのまま、19日に最終回を迎える。
「視聴率は上がりませんが、私の周囲には何だかんだディスりながらも、このドラマにハマっている女性が多いんです」
そう話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏。きっかけは、後妻業の黒幕を演じる俳優の高橋克典(54)らしい。
確かに、ドラマの感想を語り合うネット上の掲示板には〈高橋克典の色気がスゴい!〉〈大人の男の色気で勝負できる貴重な俳優さん〉など、高橋の“色気”を絶賛する声が多くみられる。
「現在54歳の高橋さん、色っぽさは同年代の役者さんの中でトップクラスではないでしょうか。ドラマデビューは、1993年放送の『ポケベルが鳴らなくて』で、このドラマは緒形拳さん演じる妻子ある中年男性と、裕木奈江さん演じる29歳年下の女性の不倫モノ。当時、社会現象にもなりました。50代半ばだった緒形さんは大人の男の優しさ、情けなさを繊細に演じて話題に。あの当時の緒形さんの<大人の男の色気>や<凄み>が、デビュー間もない高橋さんに大きな影響を与えたのかもしれません」(エリザベス松本氏)