ジャニーズからの圧力は? キー局の見解と元SMAP3人の今後
「やっぱりな」と思った人も少なくないのではないか。ジャニーズ事務所が民放テレビ局に対して、元SMAPのメンバー稲垣吾郎(45)、草彅剛(45)、香取慎吾(42)の3人を出演させないように圧力をかけたとされる疑惑だ。
同事務所は、公正取引委員会から独禁法違反につながる恐れがあるとして「注意」されたことが分かった。同事務所は「テレビ局に圧力などをかけた事実はない」と否定している。
しかし、2016年末にSMAPが解散し、翌年9月に3人が事務所から移籍すると、レギュラー番組は次第に減り、19年3月に稲垣がMCを務めていた「ゴロウ・デラックス」(TBS系)の終了をもって3人の民放レギュラー番組はゼロになった。
3人に対して圧力はあったのか、日刊ゲンダイはテレビ各局に聞いてみた。回答は「そのような事実はございません」(日本テレビ)、「そのような事実はありません」(テレビ朝日)、「番組編成やキャスティングなどについては、常に、局の独自の判断で決定しております」(TBS)、「不当な圧力をかけられたことはありません」(フジテレビ)と、いずれも圧力を否定。