「首里城復興」のために…安室奈美恵さん一夜限りの復活か
■穏やかなオファーの仕方を
ちなみに、政界関係者では下地議員のほかに、自民党の小渕優子衆院議員が会長を務める「沖縄振興調査会」も、安室さんとの接触に興味を示しているそうだ。
小渕会長の特命を受けた元SPEEDの今井絵理子参院議員が複数の沖縄の芸能関係者に接触したが、これもうまくいかなかったようだ。
唯一、安室さんとコンタクトが取れたといわれているのが、彼女を発掘しスターに押し上げた“恩人”ともいわれる有力プロデューサーのルートだったという。このプロデューサーは3年前に熊本で行われた「熊本地震復興支援ライブ」でも辣腕を振るったことで高い評価を得た。いわゆる復興イベントのプロデュースに関してもノウハウと実績を持っている。
このプロデューサーのアプローチに対し、安室さんがどんな反応を示したかは分からないが、彼女自身も首里城の火災には心を痛めていることは想像に難くない。
「プロデューサーは安室さんに『一人でステージに立ってください』といった無理なお願いはしていないといわれています。もし、ステージで本格的に歌うとなれば、精神的にも肉体的にも準備が必要となってきますからね。なので『ステージからファンや支援者に手を振ってくれるだけで助かります』『ほかの沖縄アーティストのサポートメンバーの一人として出演してくれるだけで構いません』と穏やかなオファーの仕方をしているようです。あくまでサポートとなれば、安室さんも気持ち的に楽だろうとの配慮です」(沖縄在住の音楽関係者)