木下優樹菜は「猟奇的な彼女」で不快な思いを感じて欲しい
映画パーソナリティー&映画心理カウンセラーのコトブキツカサが“今、旬な”人々に映画を処方して、より良い日々を送っていただこうという勝手なコラム。
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「筋道くらいとおしなよ」「これからの出方次第で事務所総出でやりますね」と姉が働いていたタピオカ店のオーナーに送ったヤクザの脅し文句風なDMが拡散され、活動休止となった木下優樹菜氏。おバカ、元ヤンキャラながら家庭的というギャップ、ママになっても美しいということで女性人気を集めたインスタグラムのフォロワー530万人を失望させてしまいました。
そんなユッキーナに今回処方したい作品は、韓国映画「猟奇的な彼女」です。大学生のキョヌ(主人公)が好きになった“彼女”はとても美しく魅力的なルックスですが、町でマナー違反をしている若者や不正行為をしている人物には汚い言葉で罵り、ケンカも辞さない性格のキツい女性。
そんな彼女にキョヌは振り回されまくり、ボコられまくりなのですが、物語が進むにつれ、なぜ彼女がそんなキツい性格になっていったのかという理由が明らかになっていきます。人は多かれ少なかれトラウマを抱えながら、その壁を乗り越えて成長していくという過程をこの作品は描いているのです。