「スター・ウォーズ」に劣らぬ“理力”を弄ぶ支配者ばかり
「ぐーっと念じて祈りまくったら夢がかなうってのがこのおとぎ話のテーマやろ」と仲間が言うと、もう1人が「フォースっちゅうのは『強制力』という意味や。怒りや憎しみをぐわーっと増幅させたら、どんなヤカラもひれ伏すんや。そこが“理力”の攻撃的暗黒面や。ドイツ兵のヘルメットみたいなのかぶった息の臭そうなダース・ベイダーいうおっさんや」「なんで息が臭いまで分かんねん。そんな細かく描いてる映画ちゃうやろ」と喧嘩していた。河合奈保子の「けんかをやめて」という歌もはやってたが、あれも光明面のライトフォースの賛歌か。河合奈保子もジェダイの騎士の端くれだったのか。
与太話はやめる。「スター・ウォーズ」シリーズは幕を閉じたが、この惑星では“理力”を暗黒面で弄ぶ支配者どもがうようよいる。トランプ、習近平、プーチン、ゴーンも。そして誰だ?