たけしが最後の伴侶に…悪評ふんぷん18歳年下妻の“素顔”
たけしのギャラはオフィス北野に入って、その後、元たけし夫人の会社と長男の会社に月々数千万円ずつ入っていたといわれている。そこから月に数百万円の“小遣い”をもらっていたようだ。
世界の北野武監督でもあるたけしが、そんな状況では部外者の僕でも首をかしげたくなる。まあ、優しいたけしは「しょうがねえか」と無頓着だったかもしれないが、その状況を“カット”してくれたのが再婚相手ということだろう。むしろ彼女は率先して悪人を演じているような面がある。独立した後、彼女はたけしの仕事先でギャラの見直し、値上げを交渉していたとされる。業界では彼女の評判はあまりよくない。元いた事務所は衰退ぎみだし、離婚した元夫人も不機嫌にもなろう。ギャラの上がった仕事先もうれしいわけがあるまい。
しかし、たけしにとってみれば、長年にわたってその両肩に背負ってきたものを下ろし、楽になれたといえる。実際、独立後、ひと言も口にしていなかった「映画をつくりたい」という言葉も、やっと自分の意思として明らかにした。いよいよ、やりたいことができると思えるようになったわけだ。今までこうした環境を整えてあげたいと思う人が彼の周囲にいただろうか……。
僕は今回のたけしの再婚を「終活婚」と主張し続けているし、背景を知っているだけに支持している。